コレ系のツイート、何度かしていると思うのですが、コレはガチです。
周りの業界の人に聞くのですが、やはりまだまだ育休産休は理解がないみたいですね。

命がけで出産して休憩したら復帰ができないとか、人生ハードモードすぎません?


まあ別に出産考えてない人からしたら取るに足らぬ問題でしょうが、それ以外にも女性が大学職員になるべき理由はいくつかありますので、箇条書きしていきます。

  1. 女性管理職が比較的多い
    これは事務職全体において女性が多いことに起因しますが、以下のデータは大学基本調査を元に作成した「本務者における事務系職員の女性比率」です。

    大学事務職員 男女比率

    区分 女性比率
    国立 30,217 14,893 45,110 33.0%
    公立 2,866 2,965 5,831 50.8%
    私立 26,839 31,415 58,254 53.9%


    やはり私立の方が女性の割合は高く、半数以上が女性です。
    漢と女、どちらが権力を取るかというと多数派です。数がものを言うのです。女性が権利を主張するには、まず数が必要なのです。その逆も然り。
    また、これは感覚ですが女子大学の方が女性の割合は少し増える気がします

  2. 育休産休に理解がある
    これは大学職員だから、というよりやはり全体的に余裕がある人が多いからだと思います。もちろん、入試課や教務課といった、一般的に激務部署に異動した場合は、気を遣うかもしれませんが・・・。ですが、育休産休は皆平等に与えられた権利であるため、どこの人でも普通に取得し、フルで育休産休を取り復帰しています。まあ、当たり前のことなんですけどね。

  3. 男性教員が多いため、女性職員が重宝される
    女性の教員割合を増やす!とお国が音頭を取ってるくらいですから、女性の教員割合は低いです。以下の表は同じく大学基本調査を元に作成した「国公私立の学部における区分別の女性比率」です。

    大学教員 職位別男女比率
    区分 女性比率
    教授 39,112 10,439 49,551 21.1%
    准教授 19,518 8,624 28,142 30.6%
    講師 10,086 5,836 15,922 36.7%
    助教 13,850 8,297 22,147 37.5%
    助手 1,703 2,738 4,441 61.7%
    上の職位ほど、女性比率が低下しています。まあ、教授はおじいちゃんみたいな人が多いので、年齢(世代)に比例して女性比率も落ちているのでしょうね。

    教員でもいい人は多いのですが・・・めんどくさい人も一定数いるのですよ。
    そうなると男性教員には女性職員を、女性教員には男性職員をあてがった方がうまくいくんですよね、コレが。現状、男性教員の方が多いため、やはり女性職員がいたほうがいいよねとなるわけです。

こうやって見ていったとおり、比較的女性社会なんですよね、大学職員って。まあ別に楽だからとかそういう意味合いでオススメしているわけではないですが、キャリアを考える上で出産等の兼ね合いはかなりネックになると思うので、参考までにどうぞ。

これから就活の人は、つまんないですが以下の本はオススメ。ざっと読んでそんなもんなんだと理解しておきましょう。あと、ネットで添削しますよとかアドバイスしますよとか言って人は軒並み無視で。
そんなことより、大学のキャリセンに添削してもらって、自分の言葉で語れるように業界研究・自己分析をしましょう。




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