富める者はますます富む

駅伝往路優勝の青山学院の財務。2021年から寄付金・学納金が増えて堅調に事業規模拡大。22年度は驚異の経常収支差額比率9.9%。運用資産も2.4年分と盤石、無借金。
こういう大学は学納金の心配もなく貯蓄もできて、設備投資も余裕をもってできる。
今回から画像サイズをスマホで見やすいようにしました pic.twitter.com/IhqxwtmZPL

— 初台さん＠大学財務ウォッチャー (@daigakuzaimu) January 3, 2024

青山学院、駅伝総合優勝おめでとう！青山学院の財務を改めて整理してつくづく思うが、上位大学は適切に事業規模を大きくして、貯蓄も増やしてるんよな。


経常収支差額比率も９．９％と驚異的だし、運用資産もキッチリ平均以上貯めこんでいる。これは、未来に向けての投資が不可欠であることを理解しているから。青山学院大学の事業計画を見てみましょう。




２０２３年度だけでも
・幼稚園新園舎建築
・大学新図書館棟建築計画
・青山学院ミュージアムの開設

が掲げられている。っていうか、青山学院ミュージアムて。
愛校心強いところだと、こういうのも成立して良いですな。


これは主な収入（CF上）の推移（2018→2022）なのだが、学納金が増えてるのはもちろんのこと、伸び率では寄付金、補助金と副収入のコアとなるところでしっかり伸ばしている。
配当益収入の伸びが鈍いかな。やっぱり上位大学でも、運用にはそれほど積極的でないところもあったりする。
言うまでもないが、まぁ～財務も盤石ですな。教職員の給与も良いみたいだし、羨ましいですわ。

ちな、下記の通り有名大学の財務ランキングも過去にYouTubeで投稿しています。