受かるかどうかは運です。


今の就活スケジュールってどうなってるのかわかんないですけど、そろそろ動き出す時期ですかね。 今年も引き続き厳しい就活事情になりそうですね。大変だと思いますが頑張ってください。
大学職員になれるかどうかははっきり言って運です。必ずしもスペックが採用に連動するかと言えば、そうではないし、人物重視な気がするし、結局のところわかりません。
僕も新卒の頃は、もう受かんないしやーめたと諦めた頃にひょいひょい面接通過・内定となりました。

ESや面接で変なテクニックに走るのはやめた方がいいと思います。 考えてもみてください、新卒を採用するなんてリスクしかない。とんでもない無能を定年まで雇い続けなきゃいけないこともあるわけですし。れでもなぜ新卒採用するかというと、真っ白な状態の社会人が欲しいからです。会社に染まってソルジャーとして戦える余地のある人間を採用するのです。そんなソルジャーを探している時に、変に業界知識があってうんちく垂れ流す奴がいたらウザいでしょ。
今の時期からFDとか認証評価、大学論みたいな本を読んでたらダメです。本屋で立ち読み・流し読みでそういうのあるな、くらいで大丈夫。
これ、何を言っているかわかりますか。つまり、僕のようにFDやSD、認証評価が不毛な業務だと感じている職員もいれば、それを本気で大学にとって重要だと考える人もいるのです。でも、どういった人に当たるかはわからない。だからなるべく普遍的なことかつ、自身の言葉で考えた、上記に抵触しないような新卒らしい可愛らしい言葉を並べるよう努めるべきなんです。

あえて本を読むとしたら、この本くらいで大体網羅できるんじゃないでしょうか。

SDとか洒落臭い言葉が並んでますが、中身としては大学職員の概要です。

面接でいかに人事の心を動かせるか。本から借りてきた言葉をカタコトで話したらお終いです。自分の言葉で、自分の考えた言葉で話すのです。結局人が人を採用するわけですし、中身なんて二の次で情熱が大事です。相手を笑わすくらいの気持ちで面接に挑みましょう。「こいつかわいいな、一緒に働きたいな」と思わせたらあなたの勝ち。

最後に・・・
今となっては多くの大学が募集をしていますが、定員割れを起こしている大学は、できれば避けた方が良いです。そういう大学は得てして財務も不調である場合が多し、現時点で未充足なんてお先真っ暗です。
それでもその大学に飛び込むという人は、相当な覚悟が必要だと思います。10年後20年後大学自体が無くなっているかもしれないし、どこかが吸収してくれるかもしれない。それはわかりませんが、先を見据えるならなるべく有名大学に入った方が良いのは間違いないと思います。

見事大学職員として内定を得たら就職課に出す報告書にはこう書きましょう。
「『本当はヤバイ!日本の大学の財務』ってブログはマジで勉強になるよ!読んだ方が良い!」