【悲報】文科省の臨時職員採用、応募資格に一太郎が使用できる者という、超高難易度の条件を課してしまう。 pic.twitter.com/ZXx743oHF3
— 本当はヤバイ!日本の大学の財務 (@daigakuzaimu) February 3, 2021
文科省内の他の課はどういう条件で非常勤を募集しているのかを漁ってみた。
まず、一口に文科省といっても組織は多岐にわたる。全ての採用情報をお伝えするのは困難なので、抜粋してみていく。

文科省HPより(https://www.mext.go.jp/b_menu/soshiki2/04.htm)
まず、研究振興局

ここは一太郎を必要としていないようだ。ヨカタ。
次に、会計課

ここも一太郎の記載はない。さすが計算処理能力が問われる部署、一太郎などという文章作成ソフトに費やす時間はないということか。
続いて、国際課

一太郎キタ―――(゚∀゚)―――― !!
誤解の無いように言っておくが、この部署は「日本型教育の海外展開推進」をする部署だ。一太郎で日本型教育発信!
しかし世界広しといえど、CEFRと一太郎が同列に並んで募集している機関、そうそうないだろう。
ちなみにこの募集は時給3千円近くと高給。一太郎と英語が得意な方は、ぜひ応募してみては?
続いて「組織風土改革・業務改善アドバイザー」

さすがに業務改善アドバイザーで一太郎はないか。マクロを含め最近よく聞くRPA等に精通といったスキルが求められる。ちなみに時給2千円近く。
この職種で採用された人は、職場内で一太郎を使っている人をみてどう思うか。
ちなみに、こんな募集もあった。
研究開発局原子力損害賠償紛争和解仲介室福島事務所県北支所

一太郎マタキタ―――(゚∀゚)―――― !!
和解の文章送る際、一太郎で送っちゃったりするんでしょうか?
その他、いろんな部署が募集していたが、一太郎を資格に書いていたのは、大体半分くらいでしょうか。
散々茶化しちゃいましたけど、ただバカにしたかったわけではありません。
一太郎の性能云々を言うつもりないですし、資格にあえて書くということは実態として一太郎を使用している人が一定数いるのでしょう。
でも、それを全世界の人が見るインターネットで書くことで「バカにされるかもしれない」という感覚がないと、それはヤバイですよと思う。
前回もツイートしましたが、Youtubeにアップロードする動画を、会議のモニター画面を直撮りというパワープレイで乗り切ったり、そういうことしちゃうと「どう思われるか」をもっと意識した方が良いです。日本の教育研究を掌る機関なのですから。
【悲報】文科省、会議の様子を中継画面直撮りというスタイルでYouTubeにアップしてしまう。
— 本当はヤバイ!日本の大学の財務 (@daigakuzaimu) January 25, 2021
教育を司る行政機関がこんなことやってしまうのが、本当に信じられない、と思うのは考えすぎでしょうか。
学校法人のガバナンスに関する有識者会議(第9回) https://t.co/p451CFCyjS @YouTube
忙しくて色々仕事が雑になってしまうと、こうやって底辺ブロガーにバカにされてしまうわけです。
しかし、文科省がこれほど一太郎に拘るということは、何かあるのかもしれない。「一太郎ってこんなにすごいんだよ!」というのがあればコメントお願いします。
ちなみに文科省の採用情報は公式HPから「採用について」で検索すれば出てきます。